患者と歯科医療従事者の医療安全と感染制御・滅菌管理を追求する研究会 Advanced Care Denta Office
Advanced Care Dental Office
〒130-0022 東京都墨田区江東橋4-26-9 VORT錦糸町駅前9階
イリタニオフィス
03-5638-7438
歯科感染予防策はCDCガイドラインの表紙写真に尽きます
歯科治療の最たる血液曝露感染予防策はラバーダム防湿法です。
【Summary(原文)】
Preventive practices used to reduce blood exposures, particularly
percutaneous exposures, include
ほとんどの歯科治療は歯の内部、すなわち体内の処置でありかつ出血も伴うことが多々あります。高圧スプレーで切削等行う機器も用いる処置も多くあり、汚染された口腔内の唾液や血液を含む液体はエアロゾルとして室内を浮遊し汚染させます。
ラバーダム防湿法は処置により発生する口腔内の血液や唾液を排除し、さらに汚染されたエアロゾルの拡散を防ぎます。歯科医療安全の面からも絶対に必要不可欠なモノです。
歯の清潔的な処置を可能にするだけでは無く、術者は両手で処置をする事も可能になり精密な治療を行えます。顕微鏡治療に於いてもラバーダム防湿法は舌や頬粘膜を排除しより安定した視野を確保することが出来るので、神経の治療だけでは無く、虫歯治療やありとあらゆる治療に可能ならば用いなければなりません。
手指衛生は(速乾性アルコールジェル消毒や手洗い)は患者さんを感染から守る最も重要な医療安全行為です。全ての患者さんには清潔な手で診療やケアを受ける権利があります。オフィススタッフは患者さんの目の前で手指衛生を行ってから診療をはじめます。患者さんも滅菌保証された医療器械と目の前での手指衛生を確認することにより、し、安心して清潔な医療を受けられる感染制御出来ることと思います。